白髪が増えてきたとき、つい「もっと暗くしなきゃ」と思いがちです。
でも白髪率が50%を超えてくる頃って、実はその逆で、暗く“隠し切る”ほど根元の白が強く見えやすくなります。
このゾーンで大切なのは、白髪を消すことではなく、白髪が混ざっても目に入りにくいように“馴染ませる”こと。白髪は無彩色に近いぶん、色がやわらかく乗りやすい特徴があります。だからこそ、濃く重たい色で押さえ込むより、ベージュやグレージュのような「透ける柔らかさ」を味方にしたほうが、全体がふわっとまとまりやすいんです。
主役はハイライトではなく「色の仕立て」
白髪率が高い方は、ハイライトに頼らなくても立体感が出やすいのもメリット。もちろん必要に応じて最小限に入れることはありますが、主役はハイライトではなく、白髪と黒髪の差をゆるめる“色の仕立て”です。派手さを狙わなくても、上品さは十分つくれますし、「職場で目立ちすぎたくない」方もこの方向のほうが安心です。
色味はベージュトーンがいちばん馴染みやすい
色味は、まずはベージュ〜グレージュをベースにして明るさを調整するのがおすすめです。
ちょっと飽きてきたら、派手にならない程度のピンクベージュやヴァイオレットベージュを足すのも気分が変わって素敵です。
ブラックや深いブラウンに比べて、透け感のあるベージュトーンはひと月後の根元がとにかく馴染みやすいのが大きなメリット。
ただ、ここでの正解はひとつじゃありません。白髪の出方、髪の太さ、いつも結ぶのか下ろすのか。何が気になるかも人それぞれなので、そこに合わせて“ちょうどいい柔らかさ”を探しましょう。
「溜めない」ケアで、次まで心地よく
そして、仕上がりを続けるために効くのが「いらないものは溜めない」発想。カラー当日はデトックスケアで薬剤の残留や酸化した皮脂を落としてリセットしておくと、次までの過ごしやすさが変わります。家では頑張りすぎなくて大丈夫。強すぎないシャンプーを選んで、洗うときだけ少しお湯をぬるめにして、乾かす前にミルクかオイルを少し。これくらいでも手ざわりとまとまりが安定しやすいです。
白髪率50%オーバーは、「隠す」から「活かす」に切り替えやすいタイミング。白髪があるからこそ似合う柔らかい色で、根元が伸びてきても気持ちがザワつきにくい毎日をつくっていきましょう。
